自分の頭をつかってかんがえてみる練習(データや根拠なしでも。)
・人間は生まれたらいつかは必ず亡くなるなあ。
・たぶん0歳で生まれて100歳までのあいだには必ず亡くなるなあ。
・日本の人口はぜんぶで1億人くらいかなあ。
・毎年 赤ちゃんが生まれてくるし、毎年 年寄りが亡くなる。
いちおう、平和で健康で寿命まで生きられたとして、
100歳になったらかならず順送りで亡くなるとすると、
100歳のひとの人数は「 1億 ÷ 100 」だから100万人くらい?
・ということは、毎年100万人くらいの人が亡くなって、毎年100万人が生まれてくるのは、いまの日本では自然なことなのかな。
・じゃあ、100万人を365日で割ると、2739人。
日本で毎日、2739人の人間が亡くなるのは、正常で自然なことかなあ。
・ためしに、都道府県の数 47 で割り算してみると、58人。
ひとつの県内で、毎日58人の人間が亡くなることは、普通のことなのかな。
(あ、東京都と鳥取県では人口が25倍ちがうときいたことあるな。)
・いまの日本で「毎年100万人が亡くなるのはあたりまえのこと」
という概算はなにか感覚の目安になるかな。
データや根拠に接するときも、大きなケタ数の間違いをしないようになるかも。
あたらしく生まれてくる赤ちゃんの数をかんがえるときの目安にもなるかな。
・まあ、ここまでは自分のあたまで「ソラ」でおおざっぱに考えてみたこと(概観、概算)だから、
一応この感覚もふまえて、さて、いろいろ調べてみようかな。
↑ ↓
◆ データ、集計、論文、公式発表、専門家、の「信頼性」がいろいろと言われてる現在です。
その記録や証拠すら、途中で編集や変更されたり、無くなったり改竄や廃棄されてしまうこともあるそうです。
一般のひとが「ネット検索」をつかってそこに出てきて、目にすることのできる「情報」は、世の中にある情報のほんの一部です。
また、その情報はまちがっていたり、だれかが意図的に作成したり、見つけやすい場所に置いたものかもしれません。
お金儲け目的や、だれかにお金をもらって、言ったり書いたりしている情報かもしれません。
根拠(ソース)やデータをインターネットやテレビ、マスメディアなどの利益追求団体や、他者、個人にお手軽に求めたり与えてもらうだけでなく、
自分自身のあたまをつかって、これまで自分自身が人生で体験してきた確かさのある「糧」もうまく活用して、
ものごとを、洞察したり、考察してみることも たいせつなことだと思います。
この記事のさいしょの部分を読んで、「人口ピラミッドの図」「日本人死亡原因の表」や、「そんな単純じゃない」「え、それはおかしい」といういろんな「ツッコミ」が浮かんだひともいると思います。
だれかの言っていることは、「そのときその人はそう言っていた(書いていた)」というだけのことで、なにかを証明しているわけではありません。
根拠や証拠を自分でしらべたり、比較したり、国の内外からみたり、総合的に統合して確認するのもだいじ。
それと同時に『自分のあたまでも考えてみる』
事象や問題、その対象に目を近づけすぎても見えなくなることがあります。
世の中には、ウソをついたりお金儲けのためにいいかげんなことを言ったりやったりする人がいるか いないか?
社会はすべて つながっていると、わたしは思います。
(※ とりあえず書いたので公開します。あとで推敲と修正するかも。)
「一日の死亡者数」「出生数」「人口分布」「都道府県別人口」などの言葉をネット検索すればいろいろ出てくるはずです。
なんでも出てきたものを鵜呑みにするのと、自分の頭で全体を考えて「あたりをつけた」上でそれをみるのとでは、だいぶ「視力」がちがってくるのではないでしょうか。
双眼鏡で観察するときピントがあってよく見えるときのように。